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四季の花づくり ( 1月 )

真冬、水を忘れないで


 わが国の寒さは、1月下旬から2月初めを底として、和らいでいきます。まさに立春のころから、春に向かい始めます。草花など植物は、これまでより動きが活発になってきます。真冬でも、球根は根が活動していますので、水やりをしなければなりませんでしたが、宿根革も、そろそろ根が活動を始めます。一年草も、冬中より、はるかに生育速度を速めてきます。人間の体には、まだまだ寒く感じるころながら、植物は水を要求してきますので、水やりには気を配りましょう。土の表面が乾いたら、たっぷりとやっておきましょう。できれば、晴天の日にやるようにします。

 根の活動が始まった宿根草では、肥料を施します。これからの体力づくりと体力維持のためですから、長く効き目を現す有機質を主体に、スタートダッシユに役立てる化成肥料も組み合わせて施します。有機質といっても、数株の宿根草を植えている花壇くらいなら、台所から出る野菜くず、果物の皮でいいでしょう。株の周囲に溝を切って施し、土を掛けておきます。

 3月後半には、桜(ソメイヨシノ)の開花を目安に、草花の種まきが始まります。種の手配と地ごしらえをしましょう。

 地ごしらえは、植え付けの1カ月前くらいに済ませておきます。1平方m当たり100gの石灰を振り、腐葉土など有機物を1平方m当たり普通のバケツ1杯分と緩効性肥料(ゆっくり効く肥料)を所定量を入れて、深さ30cmくらいに耕して混ぜておきます。


                                    早川 京子

  

四季の花づくり ( 2月 )

種まき期入り、でも慌てずに


 各地ともかなり暖かくなってきます。宿根草は、もう根が活動を始め、昨秋種まきして育ててきた草花の苗も再び成長を始めます。新たに種まきをするシーズンに入ってきます。

 種まき、苗植え付けを予定している花壇の部分を、3月初めごろまでに、地ごしらえをしておきます。消石灰をまき、元肥として有機質やゆっくり効き目を表す緩効性肥料を施して、耕しておきます。

 種まきは、霜の心配がなくなったころにしますが、よく知られた目安は「桜(ソメイヨシノ) が咲いているころ」といわれています。春の種まき時期は、気温がだんだん上がっていく時期ですし、春まき草花の発芽適期の幅は広いので、慌ててまかなくてもよいでしょう。特に、アサガオ、ニチニチソウ、ケイトウ、ルコウソウなどはかなり気温が高くなっても平気です。

 発芽後は、急激に成長しますので、双葉から本葉1〜2枚のころ植え広げてやりましょう。株間が密になったままにしておくと、互いに競争して光を求めようとしますので、茎が伸びて、徒長してしまいます。植え広げは仮植え床に、本葉数枚で隣の株と葉が重ならないくらいに数cm間隔で植えるか、ポリポットに植えます。

 宿根草の植え付けや秋まき草花の定植も、霜の心配がなくなったころにします。

 宿根草は、前回植えてから3年くらいたって大株になったものを株分けして、植え付けます。根はよく広げて植えましょう。植え付けた株への水やりは、植え付けから根付くまではたっぷり、そして根付いた後は、土の表面が乾いたらやるようにするのがこつです。根付くと葉のつやが変わってきます。


                                    早川 京子